4年ほど前から玄米にはまり、玄米生活を続けています。これまで白米に押し麦や雑穀を入れて雑穀米を炊くことはあったのですが玄米を食べる習慣は全く無く、玄米は炊くのが難しくハードルの高いものだと思っていました。
玄米食との出会い
きっかけは転職。玄米を取り扱う会社に転職したことがはじまりでした。玄米って長い時間浸水させて炊くんだよね、くらいの知識しか無くお米を買うときの選択肢にも上がらなかった玄米。あまり食べる機会も無かったので好き嫌い、美味しくないなどもイメージも無くとにかく「知らない食材」……。
それなのになぜか転職(笑)。社員は玄米愛にあふれた方ばかりで圧倒された記憶があります。そこで圧力鍋で炊くとやわらかくて美味しい玄米が炊けるということを知りました。

圧力鍋
せっかくなら美味しく食べたい、ということでこれまで使ったことの無かった圧力鍋を手に入れることから始めました。圧力鍋って名前のとおり鍋の中に圧力かかっているんだよね、なんか怖そう……私に使いこなせるのかな、とちょっと不安でした。
色々調べていると、料理上手な友達が圧力鍋を使っているとのこと。自分も使っていて良いよと教えてもらったのが「ワンダーシェフ」というメーカーの圧力鍋でした。
大きすぎないサイズ感と可愛いカラーが気に入っています。実際使ってみると、とても便利!使い方さえ覚えてしまえば危なくないですし、固い野菜の下ごしらえなどが短時間でできるのでかなり重宝しています。
美味しい玄米黄金比
何年も圧力鍋で玄米を炊く中で、自分の中の「玄米黄金比」が決まってきました。
まず玄米の種類ですが、もちもちに炊きたい場合は「ミルキークイーン」がおすすめ。「コシヒカリ」はあっさりとした味わいになります。
玄米だけで炊くと玄米独特な香りが主張してくるので、私のお気に入りは「黒米」と一緒に炊くこと。色々な雑穀を試した中で一番美味しかったのが黒米入りの玄米ごはんでした。
玄米4合に対して黒米大さじ2。黒米の種類によっては大さじ2だと物足りない場合があったので、お好みで調整してみてください。
玄米を買ってきたら1回分ずつジップロックに分けて、冷蔵庫で保存しています。
小分けすることで冷蔵庫へも入れやすく、お米を炊く時の軽量の手間が減るのでおすすめです!
美味しい玄米の炊き方
玄米はボウルに入れて泡だて器で研ぎます。
玄米を傷をつけるように研ぐと、水が入りやすいので泡だて器を使うと良いそうです。
圧力鍋で炊く場合は、研いだ後すぐに炊いてもOK。浸水時間無しだとさっぱりとした味わいになります。半日くらい浸水させるとかなりもっちりとした玄米が炊けます。
お水は、浸水時間無しの場合玄米4合に対して950ミリリットル。半日ほど浸水させた場合は900ミリリットルにしています。
そしてお塩を一つまみ入れます。塩を入れると玄米の苦みが和らぎ、より美味しく炊けるのです。水の吸収も促進されるそうです。
加圧にセットした圧力鍋を火にかけます。初めは強火、ピンが上がって「シュー」っと蒸気が出てきたら弱火で6分間炊きます。
6分経ったら火を止めます。圧力鍋の中では火を消したあともお米を美味しく炊き上げてくれています。


ピンが下がったら蒸らしの時間です。すぐに開けると少し水っぽく粘り気の少ない感じで、しゃもじで簡単に混ぜることができます。そこから30分~1時間ほど蒸らすと粘り気が増して、混ぜる時に重みを感じるようになります。この蒸らしの工程が美味しくなる重要な時間なのです!
炊きあがった玄米ごはんは炊飯器へ入れて保温します。そのままだと周りから乾いてきてしまうので、私は上にラップを被せています。炊飯器で3日間くらいは美味しく食べることができるのでその間に食べきります。
玄米ごはんを続ける理由
玄米があまり好きではなかったり、続けるのが難しかったりする理由の一つが「美味しくない」から。白米よりは固いのでどうしてもパサパサしてしまったり食べづらかったりして、白米を選んでしまう方は多いそう。
でも圧力鍋で炊く玄米はパサパサ感は全くなく、やわらかくてもちもち。黒米の風味と合わさって美味しいんです!だから毎日食べても飽きません。

そして玄米ごはんを続けていると、お通じが良い!これは本当に実感しています。玄米ごはんを続けていることで便秘とは無縁の生活になりました。美味しいごはんを無理なく食べて、さらに腸活にもなるのでこれからも続けていきたいと思っています。
幸いなことに夫も玄米ごはんを美味しく食べてくれているので続けられる、というのも大きいかもしれません。
ただ、玄米が体に負担になる人もいることは事実。玄米ごはんでお腹を壊してしまう方もいるそうです。ですのでそういう方は無理して食べることは無いかなと思っています。
自分に合っている食べ物を美味しく食べるのが一番ですよね!