公的職業訓練(ハロートレーニング)
転職する前のつなぎの1つとして、公的職業訓練(ハロートレーニング)があります。
数年前の話、14年勤めていた会社を退職するにあたって今後どうしようかと悩んでいました。
なんせ当時は高卒で会社に入って転職を一度もしたことがなかったからです。
ずっと同じ会社に居続けるのはいいのですが、一歩外に出ようとすると
まるで闇の中に放り込まれるかのようです。
もし転職できなかったらどうしよう、収入が途絶えてしまう。
そういうことばかり考えてしまってました。
ですが、なんのきっかけだったか忘れたのですが職業訓練という言葉を聞きました。
公的職業訓練(ハロートレーニング)とは、
ハロートレーニングは、希望する仕事に就くために必要な職業スキルや知識などを習得することができる公的制度です。
出典:厚生労働省ホームページ (ハロートレーニング)
ということです。
これが私にとって一筋の光となりました。
これがあったおかげで長年勤めていた会社を脱出することができました。
私が行った職業訓練は6か月間で卒業というところでした。
メリット
メリットだったことは、
- 雇用保険(失業保険)を受給しながら勉強できる。
- 専門分野の基礎知識が身につく。
- 次の転職先を探せる、企業へ応募する際の書類の書き方を教えてくれる。
雇用保険(失業保険)を受給しながら勉強できる。
私にとってはこれが良かったですね。
実際会社からもらってた給料からすると少し減るのですが、
それでも収入があるということは有難いことです。
収入を得ながら勉強できる活用していきたいところです。
専門分野の基礎知識が身につく。
職業スキルということで専門知識の基礎が身につきます。
これを身につけることにより実際に転職した先で改めて1から学ぶということがないので、
受け入れた側も助かっているんじゃないかなと思います。
次の転職先を探せる、企業へ応募する際の書類の書き方を教えてくれる。
実際に勉強をしながら転職先を探せます。
私がいたところは就職を支援してくれる部屋があって、
そこで休み時間や帰宅前に求人を閲覧できたりします。
そして支援室の方から実際の応募書類などの書き方、お礼状、面接室での立ち振る舞いなど
様々なことを教えてくれるので、一度も転職してない私にしてみれば有難かったですね。
デメリット
元々勉強は苦にはならなかったので特にないのですが、
他の方が言われてたこととして、
- 毎日勉強しなければならない。
やはり共通として、この1点でした。
毎日勉強はつらいとよく聞いてましたね。
特に専門分野の勉強となるので、途中から、
あっ、これ違うかも、、、となった人からすると残りの期間は苦痛でしかありません。
ですので入所前にしっかりと確認をして、入所前の面接でどういう感じで
教育してくれるのかしっかりと聞くことが大事です。
最後に
職業訓練に行ってみて、私的にはメリットの方が大きかったと思います。
収入を得ながらの勉強、更には資格の勉強をできる上にちゃんと教えてくれる人もいるので、
こんなにいい環境はないと思います。
ですので、会社を辞めたいけど一度も転職をしたことがないという人や
今までやってた仕事とまた別の仕事をしたいという人にとっては、
一つの方法として考えてもいいのかもしれませんね。
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